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FULL-TIME 2015 STUDENT LIST

合格体験記1

・Why MBA?

新卒以降ずっと金融業界で証券&投資関連業務にしか携わってこなかったので、よりリアルなビジネスの実態について学びたかった。投資業務で企業の事業計画や戦略立案の作成をする機会があったので、ストラテジーやマーケティングなどの知識を、色々な企業のケースを通じて一度体系的に学びたかった。海外に長く生活したことがなかったので、一度長く海外で生活をしてみたかった。様々なバックグラウンドの人たちと交流して、ダイバーシティが広い環境に慣れたいという思いがあった。

・Why HKU MBA?

コンパクト(14ヶ月)かつ、3地域(北京、香港、ニューヨークまたはロンドン)にまたがる充実したプログラム。将来は、東京でないとしたらアジアの都市で働きたいと思っていたので、ネットワークの構築も視野に入れて、その後働く地域で学びたいという思いがありました。また、香港MBAの特徴として、アジア企業のケースを多く扱う点も魅力でした。HKUは唯一メインキャンパスが香港島にあるという立地の優位性と、圧倒的な知名度も魅力でした。また、出願前に香港MBAの3校全てにキャンパスビジットしましたが、HKUが総合的に一番肌に合うという実感がありました。キャンパスビジットは、できるならした方が、よりフィットするスクールを見つけられるという意味と、エッセーでのwhy HKU?の質問の答えの説得力が増すという意味でおすすめです。

・受験スケジュール

2012年12月 TOEFL勉強開始 2014年3月 TOEFL受験開始 2013年5月 GMAT勉強開始2013年9月 Essay準備開始 2013年10月 GMAT受験開始 2013年11月 Early Round出願 2013年12月 Interview (Skype) 2013年12月 合格
 

・TOEFL/IELTS対策 

TOEFL対策は、AGOSに通いました。Speaking IntegratedとWriting Integratedパートのテンプレートが役に立ちました。単語は旺文社のTOEFL英単語3800のRANK 3まで覚えた段階で、Reading のスコアは27-28で安定しました。Listeningは内容を全部覚えようとせず、過去問等から質問に問われそうなポイントを集中して聴くようにしていました。Speakingでは難しい構文などを言う必要はないですが、発音とイントネーションがわりと重要だと思います。自分の発音を一度録音して聞いてみるといいかもしれません。レクチャーやニュースなど何でもいいので、聞いた内容を直後に話すシャドーイングはそれなりに効果があったように思います。
 

・GMAT対策 

こちらもVerbalのみAGOSに通いました。中山先生という有名な先生がおり、特にSCの解法テクニックは大変参考になりました。お陰でSCはだいたいの問題はシステマティックに解くことができました。CRもパターンはありますが、これは自分で解いて慣れるのが一番の近道かと思います。RCは特にこれといったテクニックがないので、単語力(TOEFLのReadingより語彙のレベルがやや高い)と速読力が物をいうと思います。これといった対策はしませんでした。Mathはマスアカを2周した後、Prepを解きました。MathはOfficial GuideとPrep/本番との難易度の差が大きいので(もちろん本番の方が難しい)、早めにOGを終わらせた後はPrepを繰り返し解くといいと思います。Verbal/Mathの双方共に最初の5問の正答率でスコアゾーンが決まるので、最初の5問には時間をかけてきちんと正答し、その後は問題ごとの想定解答時間を超えず、わからない問題は引きずらずに飛ばして、ある程度は全部解答できるようにするのが良いと思います。
 

・エッセイ

AGOSのカウンセラーに添削をお願いしました。HKUのエッセーは基本的な内容の質問内容ばかりなので、そこまで負担は大きくありませんでした。ここでBrainstormingして作成した回答は、後にインタビューで大変役に立ちました。一つ一つの質問への回答に、一貫性を持たせることを意識しました。Why?を何度もつきつめて考えると、オリジナリティがあり、かつ説得力のあるエッセーになると思います。
 

・履歴書 

こちらもAGOSのカウンセラーに添削をお願いしました。カウンセラーはできるだけ細かく色々な情報を盛り込むよう言われそのように作成しましたが、結果的に色々専門的な内容を盛り込みすぎたので、もう少し簡潔にポイントだけ書く形でも良かったかもしれません。

 

・推薦状

出願時に2社経験していたので、それぞれの上司にお願いしました。1人は他の方の推薦状を書いたこともあり英語に問題もないことから全て最初から書いて頂けましたが、もう1人の方は自分である程度内容を考えた上で見てもらい、了承を得て多少加筆して作成しました。基本的に褒める内容で書いて頂きましたが、あまりにも全て褒めてしまうとMBAに来る意味がないのではないか、という観点もあるので、今後伸ばした方がいいところなども含めて書いてもらいました。出願タイミングの1ヶ月前にお願いしましたが、やや最後ギリギリになってしまったので、2ヶ月前ぐらいにはお願いするのがいいと思います。

・面接対策および内容

アルムナイの方々に想定質問について伺いましたが、その内本番で聞かれた質問は3割程度でした。本番では、基本的なWhy MBA, Why HKU, What is your career goalなどから、日本に関わる質問(日本で今後成長する産業は?等)や、香港に関する質問(香港の都市の問題点はどこか?等)などの質問もありました。Skypeのビデオ通話形式で、時間は30分未満の一回でした。合否は面接から1-2週間程度でもらいました。

 

・アドバイス/コメント

MBA受験の間は色々思い詰まることもありますが、同じ目標を持った受験仲間がいると、精神的にとても救われます。入学以降も、プログラムがコンパクトな分、勉強にリクルーティングイベントに日々めまぐるしく忙しいですが、その分とても充実しています。クラスのサイズが小さい分、クラスの一体感はとても強く、ここで一生の仲間を得られたと思います。皆さんが言うように、MBAはただの学位以上の価値があると思います。準備期間は長くモチベーションの維持は大変ですが、その先の充実したMBA生活を想像して、どうか頑張ってください!

合格体験記2

・Why MBA?

一度ビジネスを体系的に勉強してみたくなったというのがあります。また、働いていた業界でもアジアでのビジネス展開に注力しており、これからアジアでの経験が重視されるという確信をもったこと。あと海外(というか好きな香港)に行くための具体的な理由が欲しかったというのも大きな理由です。

 
 

・Why HKU MBA?

香港大学のアジアにおける知名度の高さは魅力的です。香港や中国では知らない人がいないので、出身大学について聞かれた時に説明しないで良いので快適です。香港がベースですが、北京での語学研修に加えロンドン、ニューヨークもしくは上海いずれかの都市で必ず学べるので、世界中に貸し借りの無い友人を作れるというのは得難い経験です。香港大学はアジア企業に特化したケーススタディセンターを持っていて実際に多くの授業でアジア企業のケースを学ぶ機会が沢山あります。語学についても英語に加えて中国語を学ぶ機会があるので、

それも人生や就職のシーンではプラスになると思いました。

 

・受験スケジュール

2012年5月 予備校に入る。とりあえずGMATの勉強をはじめるも、教材量などに圧倒される
2013年3月 GMATのスコアが思い通りに出なかったことや仕事が楽しかったため、2014年intakeでの受験を断念する。
2013年8月 香港大学へのキャンパスビジットと当時の在校生の方に会う。とりあえず出願しようと決意する。
2013年9月 Early Roundでの出願

2013年11月 面接(東京にて) MBAフェアでの来日にあわせてFace to Faceでやってもらった。

2013年12月 合格。

 ・TOEFL/IELTS対策 

IELTSで受けました。ただ、香港大学の受験以とは別の理由でIELTSを受ける必要があったためすでに受験を終えており、そのスコアを使いました。ちなみに勉強法は書籍の「Cambridge IELTS Self-study Pack」の版の違うものを2冊やりこんだだけです。

・GMAT対策 

GMATはとにかく苦労しました。多分7回位受験したと思います。内幸町の試験センターの人に顔を覚えられたのは間違い無いと思います。アルクの市販の教材を読んでから、英語の苦労はもちろんのこと、数学でも苦労しそうだなと思いその状況で受験してみましたが全くスコアが出ずに、予備校に通い集中的にやることにしました。ただ、文学部の出身のため、数学は予備校のテキストで理解できない所もあり、マスアカをやったほか、数学の個人教授も受けました。

・エッセイ 

ビジットした際お会いしたHKUの在校生の方に教えてもらった個人カウンセラーに添削してもらいました。

 ・履歴書 

ビジットした際お会いしたHKUの在校生の方に教えてもらった個人カウンセラーに添削してもらいました。履歴書をベースに面接でいくつか質問を受けましたので、きちんと作った方が良いかもしれません。

・推薦状

転職の経験はなかったので、会社の人2名にお願いしました。自分でベースを作った上で、面談してもらって、修正を加えてもらいました。

・面接対策および内容 

サムスン電子の躍進と日本の電器業界の凋落の理由とか、アベノミクスへの評価などを聞かれました。香港では現地の新聞やテレビで日本企業や政治に関する報道も多いので、面接官は日本のことに結構詳しいです。後は、個別に仕事でやってきたことや取った資格のことなどを聞かれました。

・アドバイス/コメント 

勉強を初めてからいざ入学まで3年近くの時間がかかりました。モチベーションの維持は本当に大変かと思います。仲間を見つけることも大事ですし、なんでMBA行きたいと思ったんだっけ?と初志を振り返って諦めずにやるようにしました。

いざこちらに来ると多くのチャンスがあると実感しています。アジアのMBAも注目されつつあり、シンガポールや上海など多くの選択肢もあると思いますが、香港はアジアにおける金融やメディアのハブです。また、香港人は国際性が高く、優秀な人材が多いので、そのような状況下で揉まれるのは良いかと思います。

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