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PART-TIME 2018 STUDENT LIST

合格体験記1

■Why MBA?

香港滞在5年目にあたり、年上の多国籍外国人(フランス人、中国人、香港人、アメリカ人含む)の部下が増えてきて、1)海外の学歴、2)アジアでのビジネスが理解できるなどという部下が納得できる学歴 3)子供たちにも背中を見て欲しいなど様々な理由がありました。

また、経歴としてわかりやすく経営陣にアピールできること、また、新しいポジションに就く時に経歴が公開されることがあり、海外の社員にもわかりやすい形で努力をしたというアピールができることなども魅力でした。

仕事の経験年数からEMBAもオファーを頂いたのですが費用の面から同じ修士が得られるMBAに落ち着きました。

 ■Why HKU MBA?

次のステップとして中長期で脱アジアを考えており、「日本人だから」という枠を外して仕事をしてみたいと思うようになりました。

また、「東京」→「アジア」→と守備範囲が広まったことにより欲が出て次は「グローバル」で仕事がしてみたくなったということで脱アジアを考えています。

脱アジアを実現するにあたり経営陣が納得できる要素を考えていくとMBA、また欧米人にわかりやすくインパクトがある「香港大學」に行き着いたという次第です。出張も多いので週末限定での通いやすさ(香港島)と名前のインパクトでHKUSTは候補に上がらず(合格はもらいましたが、MBA 関係者以外や欧米での知名度は低いので)、せっかく香港に住んでいるのでマンチェスター(奨学金オファー有)などもあまりロジカルではないと感じて香港大學に決定しました。

■受験スケジュール

最初に別大學の説明会でかなりわかりやすくオファーのようなものを頂き、他の大學も行けるのでは、と思いInformation centerのような沢山大學が集まるイベントに行きました。前年の8月くらいに説明会に行き、11月くらいに応募しました。本来MBAはキャリアのもっと早い段階でキャリアチェンジやキャリアブースターとして使う方も多いと思うのですが、早くに子供を産んだ私は20代全くそのような余裕がなく、お手伝いさん当たり前の香港に移住したので今までの東京の子育ての異常な忙しさから解放されてエネルギー有り余る形となり、暇な時間が増えた今のタイミングでの受験となりました。

■TOEFL/IELTS/GMAT対策 

新卒以来ずっと外資金融で仕事をしてきたので英語には自信があり、試しに10年以上ぶりに受けたTOEFL(確かMBAを受ける数年前)のスコアでも基準を超えていたのでそれを使ったと思います。

職歴が長いのでGMATは必要とされませんでした。

■エッセイ

仕事柄経歴や次の目標に向かってどういうことを実現したいかというようなことをまとめる機会がたくさんあり、また女性枠で女性の後輩に向けてキャリアをどうやって積んできたか、というようなことをプレゼンする機会がたくさんあったのでそれをベースに思いをただ書き綴るという作業でした。自分の中でブレーンストーミングで中長期のキャリアプランとその中で実現したいことの中にMBAがあるというような位置付けで、またなぜHKUかというところなど3つほど理由を絞り書いていきました。

■履歴書 

業界柄転職が当たり前なので最新情報を綺麗なフォーマットで常備しており、そちらを使用しました。

■推薦状

現在の上司(フランス人)と元上司(オーストラリア人)にお願いしました。

■面接対策および内容

元々面接が得意分野、またグループディスカッションなども得意なので全く準備しませんでした。気をつけたことは二つ。ケーススタディで何が求められているかを読み取ること、自分の強みを出せることです。強みとしては「日本人」なのかもしれませんし、「これまでの仕事の経験」などかもしれませんし、ご自分の色が出せればいいのでは、と思います。

■アドバイス/コメント

入学するまでは色々悩みましたが、業界以外の方とも知り合えて社会人になってから再び学生気分を味わえるというまたとない機会に感謝しています。香港は親日の方が多く、日本のものもたくさんあるので住みやすいですし、香港大学のスタッフも多様性の観点から外国人である「日本人」を非常に重宝してくれます。在校生、卒業生のネットワークも楽しい集まりですのでぜひたくさんの日本人が目指してくれたらいいと思います。個別の相談などにも喜んで乗りますのでお気軽にご連絡ください。

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