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FULL-TIME 2018 STUDENT LIST

合格体験記1

  • Why MBA?

 前職でシステム導入の仕事を複数行い、営業から生産工程、経理の方まで横断的にどう運用すべきかという点で議論を重ねておりそれぞれの部署の要望や制約などを聞いているうちに経営の基礎を学びより自ら解決策を提案できる力を身につけたいと思ったため。キャリアとしてこれからも発展するであろうアジアで就業したいと思っておりその機会を手に入れるには英語や議論のためのコミュニケーションスキルが必要だと思ったから。さらにスキルだけでなくそもそも全く違うバックグラウンドの人たちを知ることで考え方の視野を広げたいと思った。

  • Why HKU MBA

MBA学校の選択にあたって、誰と学ぶか、どこで学ぶか、何を学ぶかという視点をもって考えた際、自分の中では誰と学ぶかという点が大きかった。今後ますます世界はアジアを中心に発展していくと考えており自分の長期的なキャリアを考えたときにアジアで活躍する同級生たちと出会いたかった。特に日本にとっては中国とのビジネスが重要になる中で中華圏のビジネスを学べる場所、かつ以前から開かれた経済地域である香港は、今後必要なビジネススキルを学ぶ上で最適な場所だと思った。

1. 自分のキャリアをアジアで伸ばしたかったから。アジアでネットワークの強みをもつためにはクラス内および学年間のつながりが強い学校が良かった。さらに学校としても長年の実績があるのでコンテンツやイベントに信頼ができた。

2. ACRC(Asia Case Research Centre)で独自のケース作成をしている点。HKUがアジアフォーカスと言っているようにHarvardのケースだけでなくアジア各国特有のビジネスケースが学べると思ったから

3. 学校からの学生に対するサポート体制がAlumniなどの話から感じられ安心できたこと。

  • 受験スケジュール

2016年09月 IELTS受験開始 (合計3回受験)
2016年11月 GMAT初受験
2016年12月 GMAT2回目
2017年1月4日 面接(Skype), その後Conditional Offer(条件付合格)
2017年2月 GMAT3回目
2017年4月 GMAT4回目Unconditional Offer (無条件合格)

  • TOEFL/IELTS対策 

 8月ぐらいからIELTS対策本2冊と単語集を学習。個人的にはIELTSの方が対面のインタビューがやり易く、特にTOEFLのみ認める学校は志望していなかったので最初からIELTSで受験した。ただインタビューは対面な分相手との雰囲気で左右される場合があるので複数回受ければ点数がそろわないときがあった。

  • GMAT対策

 Quantitativeはまず数学で使われる英語に慣れるためにAGOSが出しているGMAT対策本を一通り行い、Official GuideとGMAT Toolのアプリで出題される問題でカバーできた。Verbalについては2回目までの受験で独学では点数がまったく伸びなかったためAGOSの中山講師のクラスを受けた。

  • エッセイ

 自分のキャリアビジョンと仕事で行った内容を書いて、家族にレビューしてもらった。

  • 推薦状 

 私費留学で親しい方会社には公表はせず受験をしていたのでなかなか依頼ができずにかなり迷ったが、2016年12月ほどに思い切って相談し最終的に前職の上司二人に依頼することができた。実際にはお二人とも快く引き受けていただいて大変ありがたかった。

  • 面接対策および内容

 インタビューはSachinともう1人の計2人とのSkyp面接を行った。Skypではビデオシェアすると思っておらずあまり服装を決めて来なかったので少し緊張した。CVに沿った内容の質問と現在の日本の経済についてどう思うかという例年と同じトピックが出たので、アベノミクスに対する評価(経済に詳しくはなく新聞の社説などを自分なりに噛み砕けた範囲)で伝えた。また対策としてはSachinによるMBAプログラムの説明ビデオを確認して自分がHKUが第一志望である熱意を伝えるよう努めた。

  • アドバイス/コメント

 とにかく早めの情報収集が大事だと思います。受験時にもその後の転職先の可能性などをMBA生を対象にしたキャリアエージェント(Axiomなど)や受験塾などに相談すると良いと思います。特に学外の奨学金はその年の4月が応募締切のものもありますので、やはり理想としては1年前から対策するのが望ましいと思います。自分は単にこのまま会社に残るか、転職するか、MBA行くのかという選択肢でキャリア形成についてかなり悩みました。どれをとっても悩んだ結果であれば納得できると思いますがやはり1度は海外で違う国の人たちと一緒に課題や仕事に取り組む経験をしたいと思ったことがMBA選択の決め手になったと思います。

また受験する年のMBA合格者セミナーにおいて私費の同じく香港の大学に合格された方から"とにかく私費の人は最後までやりきること"が大事と伝えられ、その言葉を励みにとにかくやりきることを目指してきました。実際に私費で誰にも公表していなかったり、特に今やっている仕事が面白くなってきたりするといつでも止めることができます。費用も大きいですし他にも人生を充実させる選択肢もさまざま考えつきますが、とにかくやりきることが大事だと思います。

  • 実際に入学してみて

 交換留学先にNew YorkのColumbia大学を選択し、Columbia大学と比べるとHKUの良い点も悪い点も感じられます。授業の質、という点でいうとやはりColumbia大学の方がMBAのイメージに合う教授の講義が面白いですし、周りの生徒が授業により積極的です。ただかなりUS目線であり、出てくる企業名もUS企業ばかりで”皆が知っているあの企業”という感じで話が出てきますがどの業界の企業なのかも知らなかったりもするのと、とにかく世界の見方がUS as No.1, and the Rest of the Worldという感じで日本はNon-US, その他大勢という感じが否めません。当然ですがリーダーシップ論も欧米式だなと感じます。その点で言うとやはり最終的にキャリア形成をアジアでしたいのであれば、今中国や東南アジアで起こっていること、そこから来る3か国語をザラにしゃべるクラスメートと触れて、日本ブランドの立ち位置など考えることができるHKUは良かったなと思います。さらに交換留学の機会もたった14か月の間にできることとして価値があると思います。

合格体験記2

  • Why MBA?

  元々学生時代からぼんやりとMBAに対する憧れのようなものを持っており、社費での留学制度がある企業に入社。北海道で5年、その後海外赴任となりベトナムのハノイ市で4年ほど勤務。その中で、クライアントが中央集権型の組織からRHQや各地域拠点に権限を移す組織に変わり始め、現場で所謂『経営判断』を行うようになり第一線にいる自身に『経営』の知見が必要だと考えたため。

  • Why HKU MBA? 

  社内選考時は欧米系のビジネススクールを前提としていたが、会社側から『アジアのMBAに行け』との指示で香港・シンガポールのMBAスクールを調べた。会社として既にアセットの中心を欧米からアジアに移していたこともあり、アジアでの事業戦略・人脈・経験などを有する人間を欲したためで、尤もな判断だった。

  数あるアジアMBAの中でもHKUを選んだのは、少人数クラスのため自己研鑽の機会が多いと考えたこと、複数の大学や地域を渡り歩くプログラムでありバラエティに富んだ経験ができると考えたこと、数々のケーススタディを有しており卒業後のビジネスにも必ず寄与すると考えたことなど。

 

  • 受験スケジュール

2016年03月 :社内選考パス

2016年03月 :TOEFL受験開始(都合10回程度)

2016年09月 :GMAT受験開始

2016年10月 :HKUにエントリー

2016年12月 :HKUとSkypeで面接

2016年12月 :合格(Direct Offer)

  • TOEFL/IELTS対策 

 海外赴任中に持っていたのは単語帳のみだったので、とにかく単語の暗記と単語帳に掲載されているショートエッセーなどを見逃さずに読み込みをした。

  • GMAT対策

 Webで公式問題集を購入。この頃は繁忙期だったため、深夜12時-朝6時の間で30分でも1時間でも毎日こつこつ勉強した。とにかく気持ちを切らさず、言い訳をせず、こつこつ勉強することが肝要。

  • エッセイ

  英語学習以外は、エージェントとして契約したMBA Loungeに全面的にサポートしてもらった。

エッセーでは、自己分析・SWOTに合わせた英文スクリプトと順序よく進めてもらい、最終的にテーマが発表された段階で作成→レビュー→推敲をお互いが納得出来るレベルになるまで繰り返した。

word数の指定があるものでも、結局は倍程度の文章を作成した上で、余分なところを削除していく流れで相当のスクリプトを準備した。

  日本語の文章と異なり、英語のエッセーなどでは書き方・構成をしっかり作りこむ必要があるため、出来る限り予備校なりエージェントと推敲をした方が納得感のあるものが出来上がると思う。

  • 推薦状 

 勤務地の所属長と直属の上司に依頼。近しい役員やコネのある人間もいたが、日々一緒に仕事をしている人からの評価の方が適切と判断したため。

  • 面接対策および内容

エージェントから紹介してもらったネイティブと、一度だけスカイプでの対策を実施。上述自己分析やエッセーを順序良くこなしていたため、発言内容は固まっていた。従って、対策は面接での態度や言葉遣い、留意点などポイントだけで済んだ。一般的な予備校では複数回の練習をすると思うが、契約したエージェントとはかなり相性が良く、タイムリー且つ親身に対応してくれたため、面接対策はほぼ必要なかった。

  • アドバイス/コメント

  海外赴任/海外在住中での受験活動だったため、有名な予備校も使えず、大学の情報も無く、且つ学習教材さえまともに手に入らない環境で非常に苦労した。業務負荷も相応にあり、大体受験対策に費やせたのは平日の夜11時~朝6時までの間で睡眠時間を削った分と、主に週末だけだった。

  海外-海外の場合、ぜひ学習教材は早めに入手すること(シップの関係で到着までに3ヶ月掛かったこともあった)、大学が世界行脚でセッション/coffee chatなど行う際には出来るだけ参加すること(親身になって相談に乗ってくれます)、信頼できるエージェントを見つけることをお勧めしたい。アドミ側としては、如何に能力があり、魅力的な人材を見つけるかがミッション。一旦キャリアを止めてでもMBA留学したいという人は、きっと芯に強いものがあると思うが、それが相手にきちんと伝わるようにするには、経験のある人・教材に学び、表現する必要がある。

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