FULL-TIME 2020 STUDENT LIST
合格体験記1
■Why MBA?
イベント企画・IT関連の会社を立ち上げ働いていましたが、日本だけではなく海外を拠点としたビジネスも立ち上げてみたいと思ったためです。そのためには、全般的なビジネス知識や語学スキルを習得しつつ、現地でのネットワークを構築することが近道だと思いました。
■Why HKU?
海外で会社を設立する上で、自分の場合は香港がベストだと考えました。(外国人規制が厳しくなく、ビジネス環境が整っているetc)
また、香港にも複数のMBAがある中で、クラスメイトのダイバシティー、交換留学先が魅力的といった理由で香港大学を第一志望としました。
■受験スケジュール
・2018年1月 IELTS対策を始める
・2019年5月 各学校の情報等をネットで調べはじめる。
・2019年10月 MBA Loungeの川尻さんにエッセイ対策や面接等をお願いする
・2019年12月 出願
・2019年12月 面接@東京
・2020年1月 オファー
■TOEFL・IELTS対策
学生時代から英語が苦手科目でほとんど勉強せずに過ごしてきた為、スコアアップに時間がかかりました。
最初に受けたIELTSがOA4.5で絶望した記憶があります。
Listening (6.0)
IELTSの過去問をひたすら1.5倍速で聞いて、解いていました。
Reading (6.5)
どのような解き方が自分に合っているかをチェックして、解き方を最適化しました。
自分の場合は、各問ごとに文章を少しずつ読み進める解き方が合っていました
Writing (6.0)
ウェブで探したテンプレート(特に日本語で検索したもの)を使用すると、多くの人と回答の一部が被ってしまうので減点対象になる可能性があると思い、その点は気をつけました。
Speaking (6.5)
パート2のスピーチに関しては得意な話題をいくつか作っておいて、テストの時はその話題に繋げられるように意識していました。
■GMAT・GRE対策
過去問を解いたり、GMATの塾に通ったりしましたが思うようにGMATのスコアを伸ばすことができませんでした。最終的にはGMATからGREに転向して、基準のスコアを満たすことができました。GMAT/GREにどちらに適性があるか早めに判断し、勉強をもっと早めから進めるべきでした。
■エッセイ / 推薦状 / 面接練習
MBA Loungeの川尻さんに エッセイ・CV・推薦状・面接 の対策を全て依頼しました。
当時の私は取得スコアや面接での英会話にまだまだ不安がある状態でしたが、とにかく今年チャレンジしたいと川尻さんにお伝えし、その後の綿密なサポートのおかげで私の強みや特徴を明確にして頂き、エッセイ・CV・面接にぶつけることができました。
エッセイや面接などはIELTS/GMATと違い、合格基準から見た自分の現在地が分かりづらい為、アジアMBA受験で毎年カウンセラーとして結果を出している川尻さんと相談しながら進めた事は正解だったと思います。
合格体験記2
■Why MBA?
会社員生活を送る中で、組織として対応が求められる社内の課題にどう対応するか、社外からの視点でも考えてみたいという強い思いがありMBAを決心しました。
社内で毎日働いていると一日一日があっという間に過ぎていきます。任させる責任も大きくなる中でこのままミドルマネジメント層へ突入していいのかという漠然とした疑問もありました。自らの部下を抱えて部門を率いていく日に備えるため、会社員という身分を一旦離れて今までの人生経験の棚卸しを行い、新たな考え方も学びたいと思っています。
あと、EMBAかMBAか迷いました。今後自分の下で働く部下はずっと若い世代である点、またMBAだとまとまった時間が学業に割ける点の二点からMBAにしました。
■Why HKU MBA?
職歴的にミドル層になる前の大事な一年半という期間だったため、学校自体のレベルや内容に加え、学外でも自ら望む生活が満たせる立地を考慮し、香港大学を選択しました。香港出身の友人もいることから、西洋文化と中国文化が混ざり合った香港に一度住んでみたいと漠然と思っていました。
香港大学の公式MBAウェブサイトにスカイプ相談室というコーナーがあり、2018年の11月ごろに私の業務状況と受験対応を相談しました。その相談内容等を踏まえオファーを出してくれたのも香港大学でした。
会社員生活を離れる重要な一時期であり、人生のその期間をどう過ごしたいかを色々な側面から考えると、大学選定は人によって大いに変わってくるものと思います。
■受験スケジュール
・2018年 9月中旬…香港の大学訪問(HKU、HKUST、CUHK)→ ここで香港へのMBA受験を決心。
・2018年10月下旬…IELTS受験
・2018年11月中旬…香港大学のスカイプ何でも相談に参加(※選考過程ではありません)
・2018年11月下旬…香港大学へ出願
・2018年12月中旬…入試面接(スカイプ)
・2018年12月下旬…仮オファー受領
・2019年1月下旬…GMAT初受験
・2019年2月中旬…GMAT二回目受験
・2019年4月上旬…正式オファー受領
■TOEFL・IELTS対策
手書きの方が馴染みがあったのでIELTSを選択しました。また、無料診断でIELTSの方がTOEFLよりも点数がよかったのも一つの理由です。対策としては、公式過去問題を買って試しました。海外子会社での勤務経験があったので、IELTSは割と容易でした。
Listening 7.5、Reading 7.0、Writing 6.0、Speaking 6.5、Overall 7.0
英語はMBAの授業でもツールとして必須のため、受験準備目的だけでなく日々の積み重ねをお勧めします。
■GMAT・GRE対策
私の場合、GMAT学習へ割く時間は一切なかったので、選考過程では職歴と面談内容が優先されたものと思います。スコアを開示すると著しい誤解を招く可能性があるため、他の方にはお伝えしていません。
■エッセイ
MBAを志望するようになった動機、MBAに何を期待するかの2点を書いて提出しました。MBA専門の添削サービス等は利用しなかったため、一般的な受験エッセイの要件が満たせていたかは分かりません。
■推薦状
大学所定の形式があります。海外子会社時代の同僚に書いてもらいました。話を盛っても面談でギャップが目立つと思い、同僚には思ったことを書いて構わないとお願いしました。
■面接対策および内容
自分が面接官だったら質問する点を考えて、回答のポイントを事前に箇条書きにしました。質問された内容は職歴、動機、最近関心のあるニュース等で、面接時間は30分ギリギリまで続きました。面接前にYahooのニュースサイトはざっと目を通しておいた方がいいかもしれません。面談はスカイプだったのですが、事前にスカイプ相談室で話した相談員が面接官でした。同じ人が担当になるかは分かりませんが、入試過程で不安がある人は、一度スカイプ相談室で事前に話してみることをお勧めします。(考えも整理されます)
■実際に入学してみて
少人数クラスで同級生の顔と名前が一致し、また性格も大体分かってくるので大学時代よりも仲が良いという印象です。肉食系のMBAではなく、どちらかというと各自の人生の優先事項等とバランスを取りながら勉強している人が多いと思います。授業は普段の業務では触れる機会のない分野であったり、また会社訪問で今まで訪れることのなかったIT、コンサル、金融などの企業を訪れて話を聞くことができたり、毎日が面白いです。教授の英語は人によって訛りが異なり、最初は辛いなと思う教授もいます。結局先生との相性なので、あくまで個人的な感想にしか過ぎませんが。楽しくないことや期待通りではないことももちろんありますが、そんな状況をどう過ごすかはその人次第だということを同級生から学びました。私はこのMBAに来てよかったと思います。
■アドバイス・コメント
人によってMBAの動機も異なれば、人生の階段のどこに位置しているか、留学の経済環境も異なります。短い1年ちょっとという期間ですが、人生の重要な期間であると思うので、その期間をどのように過ごしたいか(楽しみたいか)想像しながら大学選定することお勧めします。