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PART-TIME 2020 STUDENT LIST

合格体験記1

■Why MBA?

1) 20代の頃から、漠然とMBAを学んでみたいとの思いがあったものの、実行できないまま30代中盤になっていました。香港赴任後に、パートタイムMBAの存在を知り、強く興味を持ちました。

2) 既にマネージャーポジションの年齢に差し掛かっています。経験を棚卸すると、国籍・文化・ジェンダー・価値観の異なるビジネスパーソンと共に働くために、ビジネス・マネジメントに関する知識やソフトスキルが足りていないと感じていました。MBAでの新たな学び・経験はそれらを補えるものと考え、今でしょという思いで受験しました。

■Why HKU MBA?

MBA受験を考えた際に、香港にはたくさんのレベルの高い学校があり、良い意味で迷いました。最終的に、大学の知名度、場所の利便性(Cyberportまでバス一本、Town Centreまでメトロ1本)、カリキュラムのフレキシブルさ、でHKUを選択しました。

■受験スケジュール

受験を思いついたのは3月下旬でした。スカイプチャット相談会で、来年の受験を考えている旨伝えたところ、今年分の最終ラウンド締め切りは数日後、必要な書類(推薦書、英語証明、卒業証明他)は後日提出可なのでまずは受験してみたら、と有難いアドバイスを頂き、数日でアプリケーションを書き上げ、応募しました。

その後、4月上旬に追加書類提出、書類通過、4月中旬の面接を経て、条件付き(英語テストクリア)オファーを頂きました。

■TOEFL・IELTS・GMAT・GRE対策

5月中に基準点超え、がオファー条件でした。TOEFL/IELTSの受験経験はなく、このサイトにて点数が出やすいとあったIELTSを受験しました。クリアできるか心配でしたので、5月以降4回連続受験、幸いにも初回受験で基準を超えることができました。(残りが無駄になってしまいましたが、、)勉強方法は、公式問題集が一番有効でした。その他、以下も参考にしました。

https://ielts-simon.com/

GMATは、職歴を伝えたところ必要とされませんでした。確か7年以上は免除とウエブにあると思います。

■エッセイ

“Why HKU MBA?”のお題に対し、

1)長期的なキャリアミッションを達成するため、アジアフォーカスのMBAを通じた学びは欠かせないと考えること

2)HKU MBAはそれら実現するために最適の環境であることを中心に書きました。当時の上司に添削頂きました(感謝)。

■履歴書

ウエブ上の複数テンプレートを参考に作成しました。

■推薦状

当時の上司とその前の上司(共に日本人)にお願いしました。前の上司には丸投げしてしまいましたが、快く対応頂けました(感謝)。その後気づいたのですが、自分でドラフトを作成の上、直して頂く形がベターかと思います。アプリケーション提出時に推薦者のメールアドレスを記入し、推薦者はそのリンク経由で記入・提出、という形式だったかと思います。

■面接対策および内容

このサイトを参考に、グループディスカッションと想定し、気を付けるべきこと2点を事前におさらいしました。

1)差別化として「日本人」切り口、異なる視点での発言を心掛ける

2)アピールしようとするあまり話しすぎる参加者が多いので、より質を意識した発言をする

実際に臨んだところ、ケースを読み(確か20分程度)、別室に移りグループディスカッション(30分程度)、という予想通りのものでした。ケースは偶々日本企業のもので「良し!」、と思ったのも束の間、時間切れにて読み切れず。そのまま別室に移動。ディスカッションでは、皆が牽制したのか全体的に発言少なく、盛り上がらず。「話しすぎる人が多い」とは何だったのか、と焦りました。また参加者の多くは自分よりも題材日本企業に詳しく、終わった後は情けない気持ちでした。が、結果としては合格していました。結果論ですが、上記2)はともかく、1)は必要なのかと思います。

■アドバイス・コメント

上記のように、突貫・滑り込み受験、まぐれ?合格を経ており、入学後の背伸び感はありますが、素晴らしいクラスメイトに恵まれたお陰で、何とかなっています。また2児の父として、会社員、学生を両立するには工夫が必要ですが、幸い香港はドメスティックヘルパー等、恵まれたインフラもあります。なお会社にも理解してもらうべく、パフォーマンスを落とさないことは必要かと思います。(理解頂ける周囲に感謝)HKU運営オフィスの方々はフレンドリーで、個々の事情にも親身に対応してくれます。入学時もそうでしたし、例えば、Weekend生で入学しましたが、事情があれば講義単位でWeekdayとのスワップも可能です(逆も)。入学後は周りのレベル高さに圧倒されていますが、同時に10数年ぶりのキャンパスでの授業、異なるバックグラウンドを持つクラスメイトとのディスカッション、といった経験は非常に楽しく、あっという間に1年が経過したところです。クラスメイトはやはり皆優秀ですが、飾らず、腹を割って話せる人が多いのはおおらかな校風故かもしれません。少しでも迷っておられれば、まずはチャレンジされることを強くお勧めします。 

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