香港大学ビジネススクールの利点・特徴
MBAに行くという決断をする時、なぜ香港なのか、香港大学なのかという問いに自分の答えを確立することは、受験時のみならず、入学してからも自分の考えの軸となり、MBAをより実りあるものにしてくれるでしょう。
以下、在校生、卒業生が実際にプログラムを通じて感じた香港、及び香港大学MBA(HKU MBA)の利点・特徴を挙げます。
香港の特徴
<中国市場とのゲートウェイとして発展してきた国際都市>
旧英国植民地である香港は、中国市場とのゲートウェイとして発達してきた経緯から、世界有数の国際都市として成長しました。街では広東語、北京語、英語を始め、多様な言語が飛び交います。低税率、自由貿易の観点から金融業、流通業の発展が特に著しく、アジア経済のハブとして機能しています。香港に身を置くことでよりダイナミックなアジア経済を感じることができます。また、このような国際都市香港で日本人が様々な国から集まるクラスメートや教授陣など関わり、日本の強みと弱みを経験として学ぶことができるのは今後アジアに活路を見出そうとする人はもちろん、グローバルに活躍したいと考える人にとって貴重な経験となるでしょう。
<日本との強いつながり>
香港人は非常に親日家です。日本は香港にとって中国、米国に次ぎ第3位の貿易相手先であり、香港は日本にとって農林水産物の最大の輸出先であるため、香港に拠点を置く日系企業も数多くあります。2010年よりワーキング・ホリデー制度が導入され、また香港パスポート所持者の査証免除措置などもあり、日本と香港は経済面を中心とした密接な関係を築いています。
<その他>
その他、亜熱帯に属する香港という土地柄(沖縄よりも南方)のため年間を通じて日本より温暖です。また、広東料理は強い香辛料や調味料はなく野菜などの持ち味を生かした薄味の炒め物や蒸し魚などが基本で、日本人にとっては親しみやすい食環境です。香港では日本の食文化に対する人気が高く、日本の外食産業も香港に進出しているため牛丼やラーメン、寿司といった食事を摂ることもできます。
<その他>
その他、亜熱帯に属する香港という土地柄(沖縄よりも南方)のため年間を通じて日本より温暖です。また、広東料理は強い香辛料や調味料はなく野菜などの持ち味を生かした薄味の炒め物や蒸し魚などが基本で、日本人にとっては親しみやすい食環境です。香港では日本の食文化に対する人気が高く、日本の外食産業も香港に進出しているため牛丼やラーメン、寿司といった食事を摂ることもできます。
香港大学の特徴
<香港随一の歴史と世界的知名度を誇るアジアの最高学府>
香港で最も長い歴史を持つ香港大学は孫文の母校でもあり、世界的に高い評価と知名度を獲得しています。卒業生の数も多く、香港の財政界に広く人材を輩出しています。香港人の間でも「香港で一番の大学は香港大学」との認識が一般的で香港大学の在校生・卒業生という肩書きは非常に強いネームバリューになります。
<他大学とのパートナーシッププログラム>
香港+1都市(ニューヨーク/ロンドン/上海)での学生生活を通じ、より豊富な国際経験を積むことができます。また、合格時点で交換留学先が確定し、北京で語学研修、香港で基礎固めをしてから留学先で専門分野を学ぶことができます。
<ビジネスとの接点が多い絶好のロケーション>
香港大学はビジネスの中心地、香港島にあり、インターンシップ、就職活動、各種イベント、香港のビジネスを直接体感するという点で大きなアドバンテージがあります。特に金融業界などの大企業が集まるのは香港島。仕事帰りの飲み会などネットワークを築くにもこのロケーションは非常に重要なポイントです。
<費用対効果を最大化する短期間プログラム>
MBA留学は大きな投資です。キャリアを中断させてのフルタイム留学ともなると様々なリスクも伴います。そのようなブランクをできるだけ短く抑える、香港大学の1年の短期間プログラムはキャリアのリスクを軽減させると同時に留学費用を軽減できます。
<英語+α>
英語が使えるということは社会人として大きな強みになりますが、特にアジアでのビジネスにおいて北京語の重要性はますます高まりつつあります。
HKU MBAでは香港のメインキャンパスで開かれる北京語のクラスに参加することができます。また、中国本土からの学生も多く在籍しているため、個人的に仲良くなって教えてもらうことも可能です。
香港大学メインキャンパス内にある孫文像